Q
結婚式を挙げないと、結婚した実感が湧きにくいというのは本当ですか?
A
特に既に入籍・同居しているカップルの場合、生活に大きな変化がないため実感が湧きにくい傾向はあります。そのため、婚姻届を提出する日を特別なお店でお祝いしたり、結婚指輪を2人で新調したりするなど、意識的に「けじめ」となるイベントを設けるのがおすすめです。
こんにちは!ブライダルハウスTUTUです。
近年、入籍はするけど結婚式は挙げない「ナシ婚」を選択するカップルが増えています。
実際のところ、結婚式を挙げないという選択肢はありだと思いますか?
今回は、結婚式を挙げない「ナシ婚」についてのお話です。
「ナシ婚」を選択する理由や、結婚式を挙げない場合のメリットやデメリットについてお話します。
結婚式を挙げない「ナシ婚」カップルが増えている
近年は、入籍はしたけれど結婚式や披露宴を行わないカップルが増えてきています。
2024(令和6)年の厚生労働省の人口動態調査によると、この年に入籍したカップルは約48万人。
大手ブライダル情報サイト数社の「結婚式に関するアンケート」を見てみると、結婚式を挙げていないと回答したカップルは約4割と、およそ半数近くが結婚式を挙げていない「ナシ婚」を選択していることになります。
結婚式を挙げない理由は?
結婚式を挙げない理由は様々ですが、代表的なものは下記の3つです。
金銭的な理由
ブライダル情報誌「ゼクシィ」の調査(ゼクシィ 結婚トレンド調査2024)によると、挙式と披露宴にかかる費用の総額は平均343.9万円、招待客人数の平均は52.0人。
一時期の派手婚ブームは去り、結婚式にかかる総額費用は年々減少していますが、逆に招待客1人あたりにかける費用は増加傾向にあります。
結婚式や披露宴を行うには大きな費用がかかるため、経済的な問題で費用を捻出できない方や、結婚式はせずにその分の費用を結婚後の生活費や子供の教育費に充てるといった方も多いようです。
家族関係に事情があるため
両親と不仲であることや、一人親、両親が他界しているなどの理由から結婚式を挙げないという選択をするカップルもいます。
結婚式では両家の親戚や会社関係者などが一堂に会します。
家族関係に事情を抱える方にとってはハードルが高いイベントとも言えます。
妊娠中もしくは小さな子どもがいるため
結婚式の前に妊娠が発覚した、または再婚で小さな子どもがいるために「ナシ婚」を選択する方もいます。
ただし、最近は結婚式を挙げるカップルの4組に1組が「マタニティウェディング」と言われ、妊娠中に結婚式を挙げるカップルも珍しくありません。
形式的な儀式に必要性を感じない
価値観の変化やライフスタイルの多様化により「結婚式」という儀式そのものに必要性を感じないという方も増えています。
結婚式にたくさんのお金を使うくらいなら、その分で新婚旅行を豪華にしたり、美味しい料理を食べに行ったりしたいと考える方も少なくないようです。
結婚式を挙げないという選択肢のメリット・デメリット
結婚式を挙げない「ナシ婚」を選択することによるメリットとデメリットを紹介します。
「ナシ婚」のメリット
金銭的負担が少ない
結婚式を挙げないことによる一番のメリットは、何と言っても金銭的な負担が少ないことです。
前述したように挙式・披露宴の費用総額は平均343.9万円。
結婚式を挙げない代わりに、その費用を生活費や貯蓄に回すこともできます。
結婚式の招待客からいただく「ご祝儀」もないため、周りの方へ金銭的な負担をかけることもなくなります。
時間や手間がかからない
結婚式の準備にはたくさんの時間と手間がかかります。
共働き夫婦が増え、2人で時間を合わせて結婚式の準備を進めたり、じっくりと話し合ったりするのはなかなか大変です。
招待客の人間関係などで悩む必要がない
結婚式に誰を呼ぶか、会社関係や親戚はどこまで呼ぶか、席次はどのようにするか…。
招待客リストを作るのは、実はかなり悩ましいものなんです。
「ナシ婚」のデメリット
けじめ、区切りのタイミングがない
結婚式はたくさんの方に夫婦としての新しいスタートをお披露目することで、自分たちの気持ちの区切りを付ける儀式でもあります。
特に、すでに同居を開始しているカップルは結婚式などの区切りがないと生活に大きな変化もないため、結婚したという実感を持ちづらいかもしれません。
結婚の報告を個別に行わなくてはいけない
結婚式は親戚や会社関係、友人など自分たちに関わりがある方全員へ、結婚の報告とお披露目が一度にできる場です。
結婚式を行わない場合は、個別に結婚の報告や連絡を行わなくてはいけません。
関係性によっては直接あいさつに出向く必要もあるでしょう。
結婚式は両親への感謝を伝える場でもある
結婚式は本人達だけではなく、親御様にとっても大切なイベントです。
自分たちの成長と幸せな姿を見てもらえるだけではなく、普段は恥ずかしくてなかなか言えなかった感謝の気持ちなどを伝えられる場でもあります。
結婚式だからこそ伝えられる言葉、伝わる想いがあるはず。
そんな場を持てないことは「ナシ婚」の大きなデメリットと言えるのではないでしょうか。
「ナシ婚」希望でも、実際には「挙げて良かった」が多数
結婚式場検索・結婚式準備情報サイト「ぐるなびウエディング」のアンケートによると、元々は結婚式を挙げないつもりだったが実際には結婚式を挙げたという方の85%が、「結婚式を挙げてよかった」と回答しています。
実際に結婚式をして「良かった」理由は下記のようです。
・家族が喜んでくれて、両親もホッとしてくれた
・お世話になった人たちへきちんと挨拶ができた
・けじめになり、一生の記念にもなった
・なかなか会えない知人に会えた
結婚式は本人達のけじめや記念だけではなく、家族や親戚、お世話になった方達への恩返しともなる場。
家族やパートナーのために結婚式を行った方からも、「自分達もとっても満足している」「結婚式を挙げて良かった」との声が大きいです。
結婚式を挙げない場合でも結婚報告は忘れずに行いましょう
結婚式を挙げない場合でも、結婚の報告は必ず行うようにしましょう。
親しい友人や親戚、会社へも報告が必要です。
「結婚式も挙げないのに、会社へプライベートをわざわざ報告したくない…」
そう思う方もいるかもしれませんが、結婚したことによって、手当や扶養などの手続きが必要になることもあります。
例えば苗字が変わる、扶養に入れるといった手続きがありますね。
会社へは入籍が決まった、または入籍した時点で早めに報告するようにしましょう。
結婚報告は電話やハガキ、メールなど
ごく親しい友人や近しい親戚などは電話で報告をするのも良いですが、全員に電話をするのはなかなか大変。
一般的に、結婚報告は写真入りのハガキで行う事が多いです。
フォトウェディングや新居での夫婦のツーショット写真などを添えると良いですね。
結婚報告ハガキには下記のような内容を記載しましょう。
・結婚したこと
・これからもよろしくお願いします、というメッセージ
・結婚して苗字が変わった方は旧姓と新姓
・新居の住所
入籍から時間が経ってしまったなど、結婚報告のハガキを出すタイミングを逃してしまった方は、年賀状で結婚報告をしても良いでしょう。
メールでの結婚報告は便利ですが、かなりカジュアルな印象になります。
同世代の友人へ送るのは問題ありませんが、親戚や上司など目上の方に送るのは避けましょう。
「ナシ婚」を検討するならメリット・デメリットを理解して
家族の形や価値観の変化から、結婚式を挙げない「ナシ婚」を選択するカップルが増えています。
確かに結婚式を挙げなければ結婚式費用や準備の手間、時間はかかりません。
しかし、結婚式は両親やお世話になった方々へ結婚の報告とお披露目をして、新しい生活に向かって区切りを付ける日でもあります。
最初は「ナシ婚」のつもりでも、実際に結婚式を挙げてみたら「挙げて良かった♡」という感想の方が大多数です。
結婚式は一生に一度の大イベント。
結婚式を挙げる場合、挙げない場合のメリットデメリットをしっかり理解して決定するようにしましょう。